遂に日本へ到着したFernwehの実機

先日5月12日に弊社Benten Distributionに初めて輸入商品が到着しました!!今回到着したのはブログタイトルにもある通り、JPTR FXの”Fernweh“です。JPTR FXは弊社が起業する以前から相談に乗っていただいたメーカーさんの1つで、実際に商品が来たのは初めてですがもうかなり長い事やり取りをしてきた様に思います。

今回入荷した”Fernweh“はデモ機のため当日中に別の場所へと送られてしまいましたが、実機に触れたことで商品ページの情報もより正確なものにアップデートすることが出来ました!!詳細は下記のリンクからご覧ください。

【JPTR FX Fernweh 商品ページ】


エフェクターを「解読」する

JPTR FXのエフェクト・ペダルに共通するのが「ツマミの説明が無い」事です。これはユーザーに実際に操作をしてからそれぞれの持つ意味を理解して欲しいとの理念があるためだそうですが、我々は会社なので残念ながらそうも行きません…。実機到着後の我々のミッションはこの「解読」作業からスタートしました。

JPTR FX 公式のマニュアル 各ツマミの名前はこの画像にしか載っていません

1時間弱にも及ぶFernwehとの格闘の末、ようやくその全容が明らかとなりました。以下がその主な内容です。

  • デフォルトの状態はタイムや音量をそれぞれ設定可能なデュアルディレイ
  • ALTERNATE TIME“を押すことで右側のチャンネルのタイムを瞬時に切り替え
  • その際にTIME1TIME2のディレイ差を利用して音程を上下させることが可能
  • 左側のディレイ音にSEND/RETURNで任意のエフェクトを掛けられる
  • SWELLスイッチでフィードバック量を一気に最大値
  • SWELLを踏み終わった後の減衰レベルまで調整可能

使い方次第で無限に可能性の広がる、そんなエフェクターだと思います。個人的に一番面白かったのはSEND/RETURNに手持ちのBOSS OC-3(オクターバー)を接続した際に、ディレイ音が1オクターブ下がって返って来た(!)事でした。このSEND/RETURNは左側の”“チャンネルに作用するため、右側の”“チャンネルと併せれば通常のディレイ音と1オクターブ低いディレイ音を同時に(または別々のタイミングで)返すことが出来ます。またSEND/RETURNに歪みを掛ければ、歪んだディレイ音を返したりすることも可能です(元からFernwehMIXツマミは上げると少し歪みます)。

苦心して作った(?) 手書きの説明書

こうして作成された手書きの説明書と共に、Fernwehは滞在時間約2時間弱で旅立ってゆきました…。


これからの入荷予定について

今回は急ぎの要件であったため1台のみを先行してJPTR FXから送っていただきましたが、正式な入荷についてもこの場でお知らせいたします。

まずJPTR FXにつきましては初回注文分の生産は既に完了しており、入荷については今月20日頃の入荷となります。ただし”Kaleidoscope“のみ他の荷物との兼ね合いで10日ほどずれ込む見込みとなっておりますので、予めご了承ください。

またほぼ同時期にWEEHBO Guitar Products製品も入荷予定です。こちらはリミテッドモデルを除く全商品が同日に入荷いたしますので、是非チェックのほど宜しくお願い致します!!

【JPTR FX 取扱製品一覧】
【WEEHBO Guitar Products 取扱製品一覧】


弊社Benten Distribution取扱製品に関するお問い合わせにつきましては、【お問い合わせページ】または【info@benten-distribution.com】にて承ります。またSNS等でも弊社取扱製品についての最新情報をお知らせしておりますので、是非チェックをお願い致します。