遂に価格が決定&発売日を公開!!!!!!
やっとこの日がやってきました…。遂にWEEHBO Guitar Products製品の販売価格&発売日が決定致しました!!!!!!!!!!!!
色々と苦労話も語りたいところではございますが、まずは価格表をご用意しましたのでそちらをご覧ください。
WEEHBO Guitar Products製品販売価格一覧
製品名 | 販売価格[税込] | 販売価格[税抜] |
---|---|---|
Helldrive V3 | ¥43,560 | ¥39,600 |
Plexdrive | ¥43,560 | ¥39,600 |
Dumbledore V2 | ¥45,650 | ¥41,500 |
JTM Drive | ¥41,470 | ¥37,700 |
Hellfire V2 | ¥39,490 | ¥35,900 |
Plexface | ¥47,630 | ¥43,300 |
Morbid Drive V4 | ¥47,630 | ¥43,300 |
JCM Drive V3 | ¥45,650 | ¥41,500 |
Bastard | ¥41,470 | ¥37,700 |
Mastiff | ¥39,490 | ¥35,900 |
JVM Drive | ¥45,650 | ¥41,500 |
JMP Drive | ¥41,470 | ¥37,700 |
【WEEHBO Guitar Products製品一覧はコチラ!】
輸入商品の値段はどのように決まるのか?
上記の価格表を見て、「安い!!」と思った方はそういないのではないかと思います。現にこのブログを書いている筆者も素直に「高いな」と思っています…。自分の欲しいものがもう少し安ければ良いのに、というのは全人類共通の願いですが、この様な輸入商品の値段はどのように決定されるのでしょうか?
まず弊社Benten Distributionは「輸入代理店」という事業形態を取っています。代理店には大きく分けて2つの業態があり、商品を仕入れずにメーカーと小売店の販売契約の仲介を行う事で仲介料を徴収する「エージェント」と、メーカーから直接商品を仕入れて小売店へ卸売りして利益を出す「ディストリビューター」が存在するのですが、弊社は社名からも分かる通り後者に該当します。
ではこのディストリビューター方式の場合に掛かる諸経費には一体どのようなものがあるのでしょうか?商品を海外から輸入する時にまず最初に掛かるのは、メーカーから代理店が商品を仕入れる際に掛かる商品代金(下代)です。この商品代金は為替の影響をモロに受けるため、仕入れの時期によっては同じ金額でも同じ量の商品を購入する事が出来なくなる場合があります。非常にツラい所です…。また個人輸入で食品や衣類を購入した事のある方は経験があるかも知れませんが、輸入時に税金を徴収される場合があります(購入額が少額の場合免除されたり、関税の掛からない物品もあります)。今回のエフェクターの輸入に関しては関税はかかりませんでした!!が、実は関税とは別に国内の産業を保護するための輸入消費税というものを徴収されています。少し詳しく説明すると、もし海外製の商品に税金が全くかからなかった場合、海外の商品の方が日本製のものより安く仕入れることができる様になってしまい、日本の産業が衰退するおそれがあるため、という理由から徴収されるお金です。ここに更に送料(今回はドイツ-日本を空輸)を足したものが我々輸入代理店が支払っているお金になります。
お金を払って商品も届いたのでこれでやっと皆様の手元に!…と言いたいところですが、まだここは折り返し地点です。日本国内に入ってきた商品を次は小売店に販売する必要があります。小売店というのは普段私たちが楽器を購入している街の楽器屋さんや通販サイトなどの事を指します。この小売店が先程の様な手順を踏み、代理店から購入した商品を店頭に並べ、エンドユーザーである皆様がまたそれを購入する、という図式になるのです。
最近ではユーザーに直接販売を行う事で販売価格を抑えるメーカーや、輸入した商品を卸売りせずに自社が持つECサイトなどで直販する事で低価格を実現する会社も存在します。単純に「購入」をするという行為の回数が多い分コストのかかる輸入代理店業のメリットはどこにあるのでしょうか?
輸入代理店を通じて商品を買う事のメリット
皆さんは今欲しいもの、興味のあるものなどの情報はどこから仕入れるでしょうか?最近では多くの場合、WebサイトやSNSからその情報を得ることが多いかと思います。他にも音楽雑誌や機材の専門誌などに特集記事や広告が載っていたり、好きなアーティストが使用していたりする場合もあるでしょう。契約にもよりますが、多くの場合そういった広報を行ったり、それに掛かる様々な費用を支払うのは代理店の業務です。はじめにその商品の事を知っている人がいなければ、購入する人も出てきません。そのため代理店は自分たちが良いと思った商品を、世に広く知らしめる事が最初の仕事になるのです。
その次のフェーズが実際に実物を見たり、触ったりできる機会を作る事です。仮に代理店の広報とは関係なく、直接SNSなどで製品の存在を知ってメーカーサイトで直販が行われている事も分かったとします。その場合購入すること自体には何の問題もなく、欲しい商品と自分の懐事情がかみ合えば即決する事もあるでしょう。ただ楽器の話となると、やはり一度試してみたくなったり実物を見てみたいという思いが芽生えるかも知れません。そういった場合に何駅か先のビルに入っている楽器屋さんに実物が置いてあったとしたら、買わずとも一度足を運んでみようという風になるのではないでしょうか。
何も代理店を通さずとも楽器店がメーカーから直接買えばいいじゃないか!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、例えば各地域に営業所を持つような大きなブランドは実際にそのような形態を取る事が多いです。これは個人的な考えでもありますが、代理店のメリットが最大限に発揮されるのは特に小さなブランドを取り扱う場合なのではないかと思います。1人から数人しか従業員のいない規模のブランドの場合、世界各国の楽器店や個人のプレーヤーからの注文を受けたり、商品の生産に追われて広報を行う事が難しい場合があります。そういった場合に例えば一国内の受注を一か所にまとめてもらったり、その国での広報活動を肩代わりしてもらえるというのは自分達の事業に専念できるというメリットがあるのです。
最後に:発売日と取扱店のお知らせ
ここまで書いて自分で読み直した時に、なんだか凄く高くなってしまった販売価格に対しての言い訳をしている様な気がしてきたためこの辺りでやめておきます…(笑)。ここまで長々とお付き合いいただいた方は本当にありがとうございました!!何となくでも代理店の存在意義が伝われば幸いです。
さて、そんなこんなでここまで引っ張ってきた気になる発売日ですが
2021年5月21日(金)
気になる取扱店舗は
島村楽器 福岡イムズ店 様【公式サイト】
島村楽器 アミュプラザ博多店 様【公式サイト】
の2店舗となる事が決定致しました!!!!(デジマートからもご購入いただけます)。
やはり地元福岡の店舗という事もあり、日ごろから非常によくしていただいております。なかなか大々的にお店へ試奏しに行ってみて下さい!とは言いにくい状況下ではございますが、まずは弊社取扱ブランドの国内流通が開始出来た事、また商品を取り扱っていただけた事、多方面に渡って多くの方々にご助力いただいた事に感謝申し上げます。
これからも輸入代理店としての責務を正しく全うし、皆様にとってより良い音楽体験を提供できる会社となれるよう努力して参ります。
弊社Benten Distribution取扱製品に関するお問い合わせにつきましては、【お問い合わせページ】または【info@benten-distribution.com】にて承ります。またSNS等でも弊社取扱製品についての最新情報をお知らせしておりますので、是非チェックをお願い致します。
コメントを残す